オリックス山下舜平大投手(20)が2度目の登板でプロ初勝利を挙げた。5回2安打無失点、10奪三振の好投だった。

初めてバッテリーを組んだ若月健矢捕手(27)は、試合はおろか、キャンプなどのブルペンでも山下の球を1度も受けたことがなかったことを明かした。試合中は好リードに加え、バウンドするフォークをすべて止めた。

「もう本当に初めてだったので。探り探りでいきました。キャンプでも受けていない。大丈夫かなと思いながら。やっぱ、速えなあと思いました。球種がそんなに多い方ではないので、まんべんなくいきたいなと思っていた。結果的に直球が多かったんですけど。(魅力は)球の強さ。カーブもブレーキがあって、すごいと思いますね」と絶賛した。