昨年11月に右肘のクリーニング手術を受け、オフに育成選手として再出発した巨人平内龍太投手(24)が半年ぶりの実戦復帰をした。1回を無安打2四球、無失点だった。

3軍戦での先発マウンド。2番の元ロッテ清田に四球を与えるなど走者こそ背負ったが、点は与えなかった。2死一、二塁から5番根井を二ゴロに封じた。昨年10月16日のフェニックス・リーグ広島戦以来の実戦で、予定通り1回を投げきった。2回からは京本にマウンドを譲った。

平内は手術後、順調にリハビリを進め、11日にはシート打撃に登板していた。昨季は53試合に登板し初勝利を含む4勝をマーク。支配下復帰、1軍に向けて、ステップを進んでいく。