西武外崎修汰内野手(30)が右へ左へ、2打席連発アーチをかけた。

まずは同点ソロだ。1点を追う4回1死、ソフトバンク石川の外角真っすぐを右翼席へ運ぶ3号。チーム5年ぶりの東京ドーム主催試合に流れを呼び込んだ。「今日はチケットが完売したと聞いています。ライオンズファンの大歓声、打席にも届いていました!」。打った瞬間の“確信弾”だった。

アップルパンチは止まらない。1点リードの5回1死二、三塁では投手交代直後の又吉を捉えた。今度は内角への速球を左翼席へ。「今回も打った瞬間にスタンドに入ったなと思いました」と悠々と生還し、5回までに4打点を挙げた。

6回1死一塁の守備では、柳田の打球を好捕で二直に仕留めた。中村、ペイトンにも1発が飛び出し、満員のスタンドに歓声が響いた。

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