巨人が3試合ぶりの白星を佐賀の地で挙げた。

14年ぶりの佐賀での主催試合。1点を奪われた直後の2回、DeNAキラーが牙をむいた。ルイス・ブリンソン外野手(28)が、無死一、三塁で左前へ同点適時打を放った。開幕2カード目となった横浜スタジアムでのDeNA3連戦では、初戦に来日1号含む5安打6打点と大暴れ。3試合で12打数9安打、打率7割5分と規格外の相性を、ここでも発揮した。続く二、三塁では吉川が左犠飛を放ち勝ち越した。

春季キャンプ中に右肘違和感で出遅れ、今季初先発の山崎伊織投手(24)は援護を受け、3回以降はDeNA打線をシャットアウト。3回と4回は3者凡退。5回2死一、二塁では佐賀出身で凱旋(がいせん)登板のDeNA浜口を投ゴロに打ち取るなど、主役を奪った。打線は7回に吉川尚輝が1号2ラン、8回には中田翔が5号ソロで突き放し、山崎は7回4安打1失点で今季初白星を挙げた。

チームは順位は変わらず最下位も、連敗を2でストップした。

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