楽天ドラフト1位荘司康誠投手(22)のプロ初勝利がまたもやお預けとなった。

今季3度目の先発登板。「思った通りのボールがなかなか投げられなかった」と、立ち上がりから制球に苦しんだ。精度が良くなかったカーブを減らし、フォークを中心とした投球に修正。6回3安打1失点、3四死球でまとめた。良くないながらも、試合を作ることができたことは収穫。「そこは間違いない。良かったかなと思うので、次も引き続き試合を最低限作れるようにやっていきたい」と意気込んだ。

前回登板の4月30日西武戦に続いて、勝利投手の権利を持って降板。しかし、この日もリリーフ陣がつかまり、念願の1勝とはならなかった。「最後勝てれば良かったですけど。また次に乞うご期待みたいな感じで」。投球を追求して、初勝利を目指す。

4月22日の日本ハム戦での初登板からこれまで、先発ローテーションの中で投げてきた。小山投手コーチは「(次回登板が)来週かどうかというのは監督と相談してですね。ただ、もう1回いってもいいのかなと思います」。首脳陣も高評価の登板だった。

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