楽天早川隆久投手(24)は、8回5安打2失点と好投したが、報われなかった。

1回からストライクゾーンで勝負する投球。7回まで2安打無失点と試合を作った。しかし、打線の援護がなく、両チーム無得点で迎えた8回、先頭のゴンザレスに、カウント1-2から甘く入った144キロ直球を左翼席へ運ばれた。外角に投げきれなかった球を捉えられ、痛恨の先制点を許した。「投げミスかなというところ。自分で勇気出して、首振って変化球でも良かったかなと思いますけど、そこは結果論。投げきれなかった自分のミス」と反省した。2死走者なしでも、佐野皓に左翼へソロを浴び、2発に泣き、今季3敗目を喫した。

石井監督も「今シーズンは全体的に内容はいい。投げるたびにクオリティーは高くなっている。あそこまで引っ張ってくれたので、勝たせてあげたかった」と肩を落とした。それでも今季は5試合で防御率1・72と安定感。次世代エースとしての片りんを見せつつある。

【関連記事】楽天ニュース一覧