阪神石井大智投手(25)が、出場選手登録を抹消された。球団は抹消理由について前日11日のヤクルト9回戦(甲子園)で8回に登板した際に発症した「腰痛」と発表。この日、兵庫県内の病院で受診し、診断名は明かされなかった。今後は兵庫・西宮市内の鳴尾浜でリハビリを実施する見込みだ。

石井は前日登板した同戦で1軍49試合目の登板でプロ初勝利を挙げたばかりだった。岡田彰布監督(65)は、「ちょっとおかしかったみたいやな。俺も終わってから聞いたんよ。本当はヒーロー(インタビュー)やったんやろ? 初勝利やったみたいやからなあ」と説明。今後については「いや、まあちょっと休まないとあかんみたいやな」と話した。

代わって浜地真澄投手(24)が1カ月ぶりに登録された。指揮官は「浜地は今日(昇格が)予定通りやったからなあ。(石井の)代役じゃない」と話した。