プロ2年目、4月に支配下登録されたばかりの西武古市尊捕手(20)が、うれしいプロ初安打を放った。

5回無死走者なし、楽天田中将のカウント1-1からのツーシームを中堅右へライナーではじき返した。

古市は全力疾走で一塁を回り、しっかりストップ。声を出し、小さくガッツポーズを見せた。

試合中、球団を通じ「1打席目は少し力んでしまったので、2打席目はセンターから逆方向を意識した結果が良かったのだと思います。安打になったと分かった瞬間、めちゃくちゃうれしかったです。最高でした!」とコメントした。

3連敗で迎えたこの日。松井稼頭央監督(47)は前夜の敗戦後に「前を向いて、切り替えてね。1つのことでね、流れも変わると思うし」と話していた。第1打席では遊ゴロも、一塁へ懸命のヘッドスライディング。古市が試合中盤まで、チームの起爆剤になりうるプレーを続けている。

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