早期の1軍復帰を目指す巨人中田翔内野手(33)が順調に調整を進める。16日、川崎市のジャイアンツ球場の室内練習場で汗を流した。4日のヤクルト戦で右太もも裏の肉離れとなってから12日後のこの日、フリー打撃やノック、ランニングを行った。

フリー打撃では、打撃投手を務めた石井巡回打撃コーチの球を、キレ味鋭いスイングで快音連発。ランニングでは一塁ベースを蹴って二塁をオーバーランするまでを、フォームを入念に確認しながら走り込んだ。

中田翔は14日、東京ドームの広島戦の試合前練習に参加。フリー打撃では看板直撃弾を含む9発を放って「思っている以上に動けた。バッティングでも問題なくできた」と好感触を口にしていた。

原監督は14日の広島戦後、「この3日間くらいで、どこまで来てくれるかですね」と、最短で20日の中日2連戦(東京ドーム)からの復帰を視野に入れていた。

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