阪神は16日、高橋遥人投手(27)が愛知県内の病院で「左尺骨短縮術」及び「左肩関節鏡視下クリーニング術」を無事に終え、この日退院したと発表した。

高橋は球団を通じて「もう1度マウンドに立つチャンスをいただいたことに対して、球団の方々に本当に感謝しています。そして、チームが戦っている中で戦力になることができず、ファンのみなさまの期待に応えることができずに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。必ずマウンドに戻ってくることができるように、あと少しリハビリを頑張ります」とコメントした。

高橋は昨年4月に「左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術」、いわゆるトミー・ジョン手術を行いリハビリに専念。昨季は1試合も登板できず、今季も登板なしのままだった。

17年ドラフト2位で亜大から入団。通算44試合の登板で14勝18敗、防御率3・01。故障さえなければ、左のエースとしての期待が高い27歳が、再び地道なリハビリ生活に入る