中日から交換トレードで日本ハムへ移籍した郡司裕也捕手(25)と山本拓実投手(23)が21日、エスコンフィールドで入団会見に臨んだ。背番号は郡司が「30」。山本拓は「67」。

強打のほか捕手以外のポジションをこなせるユーティリティー性が魅力の郡司は、「新庄監督のもと変革の時期に来ていると思う。その波に僕らも乗って行ければ」と“新庄覚醒工場”での成長に期待。慶大時代には日本代表で伊藤とチームメートで「今は日本を代表する投手ですので、早くバッテリーを組みたい」と、意欲を見せた。

一方“清宮世代”の山本拓は、身長167センチながら150キロを超える剛速球が魅力。中継ぎとして期待されており「若い選手がすごく出てきている印象がある。自分もその中の1人にはまりたい」。オフには上沢らと沖縄・宮古島で自主トレを行った縁もあり「上沢さんの後を投げたい」と、意気込んだ。

2人は、この日、記者会見のために初めて本拠地エスコンフィールドを訪れた。郡司は「(選手エリアでは)スタバ飲み放題というのが、ちょっとうれしい」とおちゃめな一面を見せ、山本拓は「寝具メーカーのマットレスが敷いてあってアロマのいい香りがした」という仮眠ルームに感激していた。

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