西武山野辺翔内野手(29)がファームで本塁打を量産している。

5月30日の日本ハム戦(鎌ケ谷)で今季1号を放った。それを含め、この日までの出場15試合だけで一気に6本塁打。「気持ちの持ちようで。来た球を強く打つような感じでやっているので、それがいい結果に出ているなと思います」と絶好調を振り返った。

バットを寝かせ、少しかがんだフォームに変えた。「最近ですね。呉念庭さんみたいにやってます」。同じように好調の呉念庭内野手(30)が1軍に合流し、流れに続きたいところだ。

2軍では今季、この日の初回13得点のように“超ビッグイニング”が何度かある。前日20日も、山野辺の打席でサヨナラ暴投があった。ムードメーカーでもある山野辺は、西武2軍の怒濤(どとう)の攻めの背景について「えーっ、分かんないっすね~」としながら「みんないい雰囲気でやれているので。これまで蛭間がけっこう盛り上げてくれて、(1軍合流で)いなくなってどうなるかと思いましたけど、明るくできたと思います」と話していた。【金子真仁】

【ファームスコア速報】西武が初回打者16人で13得点の猛攻

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