阪神が痛恨のサヨナラ負けで2連勝を逃した。1-1で迎えた延長10回裏2死、4番手の加治屋蓮投手(31)が代打岸田に右越えサヨナラ弾を浴びた。2位DeNAとの1・5ゲーム差は変わらずも、3位広島に2ゲーム差、4位巨人に4・5ゲーム差に迫られた。

打線は1回表、1番近本光司外野手(28)が球団単独5位となる通算10本目の先頭打者弾を放って先制。先発の西純矢投手(21)は5月14日DeNA戦以来の3勝目こそ逃したが、7回を3安打1失点と好投した。

1-1で迎えた9回裏には3番手の石井大智投手(25)が耐えた。先頭の2番ブリンソンに三塁線を破る二塁打を献上し、3番秋広を申告敬遠で歩かせた無死一、二塁。ここから4番岡本を空振り三振、5番大城を二ゴロ併殺に仕留め、サヨナラのピンチを脱した。

だが、最後は伏兵にプロ初のサヨナラ弾を献上。痛い敗戦となった。

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