巨人畠世周投手(28)が5日、川崎市のジャイアンツ球場で3月の右肘手術後、初のシート打撃に登板した。

3軍の打者5人を相手に、3奪三振、2四球。「無事に何事もなく終われたのが良かった」と痛みなく投げられたことに安堵(あんど)した。直球は最速145キロで「出力はまだまだ出ていないなと感じたが、軌道はよかった」と復帰をかみしめた。変化球の制球を課題に挙げ、修正を施していく。

2年前は52試合、昨季は27試合に登板した中継ぎ右腕。3月23日に右肘関節鏡視下クリーニングの手術を受け、リハビリに励んできた。今後に向けては「どんどん実戦が入ってくると思う。頑張っていきたい」と実戦復帰のステップを踏んでいく。

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