巨人育成の立岡宗一郎外野手(33)が3軍戦で約1年1カ月ぶりに実戦復帰した。

「7番DH」でスタメン出場。結果は3打数無安打も、左膝前十字靱帯(じんたい)を損傷した昨年6月9日の西武戦以来となる実戦にたどり着いた。「積極的に振って自分の感覚とボールの見え方(の確認)。当然、結果も出しにいったんですけど、1年空いたのでそんな簡単には」と再出発をかみしめた。

1回2死の第1打席は二ゴロ、3回1死一塁の第2打席は空振り三振だった。5回先頭の第3打席は遊直だったが、芯で捉えた打球だった。「前に飛んだね、やっと(笑い)。もっとあのような打球が増えるように、やっぱり練習ですね。一発勝負というところでの出番とか、そういう感じになると思う。一発で芯の近くで打てるように詰めて頑張りたい」と今後を見据えた。

19日以降にシートノックに入る予定。「守備でどうかなというところだと思う」と左膝の状態を確かめながら、次へのステップを踏んでいく。支配下登録の期限は7月末。シーズン後半で戦力となれる可能性を示せれば、支配下復帰も視界に入ってくる。

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