18日に亡くなった元阪神外野手・横田慎太郎さんの追悼セレモニーが試合前に行われた。横田さんの現役時代の登場曲であるゆずの「栄光の架橋」が流れる中、アナウンスが始まり、両チームがベンチ前に整列すると黙とうがささげられた。半旗が掲げられ、阪神はユニホームに喪章をつけプレーした。スタンドのファンからは横田さんの現役時代の背番号24のユニホームが掲げられた。

試合はソフトバンクに完敗。試合後の和田豊2軍監督の一問一答は以下の通り。

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-追悼セレモニーもあった。負けたが気持ちも入っていた

「まあ、そういう思いを持ってね。今日は全選手がね、本当に気持ちを入れてゲームをやったけど。結果的にね、1軍クラスのピッチャーがきた時の対応力っていうところがね、まだまだ足りないかなっていう」

 

-ファンも横田さんのタオルを掲げていたが思いも伝わってきたか

「うん、もう早い時間からね、ユニホームがいくつもかかってたし。ファンの皆さんもね、そういう思いを胸に球場に足を運んでくれたと思うんで。今日はね、横田もね、喜ぶような試合ができなかったけど。今日だけじゃないんでね。そういう横田の野球に取り組む姿勢であったり、ひたむきさ、最後まで諦めない姿勢、そういうものはやっぱりね、受け継いでいかないといけないし。ファームだから、よりそういう気持ちがね、大事になってくるんで。まあ本当、明日以降、終わりまで、最終戦までね、そういう気持ちを忘れずに戦い抜くことが大事ですね」

 

-6回1失点のビーズリーは

「まあ内容的には、全くね、ずっといいからね。5回、6回、7回っていうところまで、取られて1点っていうね。いろいろ試しながらやった中で、今日相手もね、そこそこ1軍クラスの選手が出ている中で、力勝負でね、抑えにいけたという。ファームでほとんどね、打たれないから。ゲーム展開によって、今日なんか、やっぱりそれでも、あの1球っていうところで悔いは残ってると思うんだよね。外すボールがね、中入ってきちゃったっていう。1軍に行くと、そういう、1球の勝負になってくると思うから。あとは、そういうところの微調整っていうか、外すところは外す、勝負いくところはいく。もう、そこらへんだけだと思うよ」

 

-板山のセンターは

「それは、展開的なところで。もうセンターできる選手が少ないんで。ちょっと井坪がね、背筋痛、背筋の張りで、ゲーム出られなかったんで。まあ、明日以降も、ちょっと分からないけど。それは、ゲーム展開っていう」

 

-井坪はそんなにかからないか

「まあまあ、そんなに、大事ではない」

 

-ミエセスが2軍合流

「やっぱり、1軍で難しいポジションにいたし、ベンチに座る時間長かったんで。やっぱりもう1回、体のキレを作って。打席での雰囲気とか、向かっていく姿勢っていうのはね、まだあるけど。やっぱりスイング見てて、上がる前とキレっていうところでね。だから、今日はDHだったけど、しっかり今度ポジションにもついて。攻守交代もしっかり走って、もう1回体のキレを作ってスイングを戻すっていうね。まあ最低でも10日あるわけだから。その間にもう1回作り直して。1軍にまたね、いい状態で加われるようにやらせていきます」