日本ハムと星槎道都大は26日、包括連携協定を締結した。エスコンフィールドで協定締結式が行われ、日本ハムの小村勝球団社長と同大の飯浜浩幸学長が協定書に署名した。日本ハムが同大の学生をインターンシップで受け入れるなど、産学連携の取り組みを推進していく方針だ。

それぞれ本拠地球場とキャンパスを北広島市内に構える両者が、産学連携や人材育成などを目的とした協定を締結した。同大硬式野球部は日本ハム福田俊投手(26)らプロ選手を輩出した実績もある。

協定締結後、小村社長は「すでに(同大の)学生が球場でボランティアとして携わってもらっている。協定締結を機に、さらに大学との関係を強固にしていければ」と語った。同大では独自の認定資格として、スポーツを通じて地域課題を解決する「スポーツソーシャルワーカー」のプログラムに取り入れている。飯浜学長は「協定締結を受け、教育プログラムの実践的な部分の深化を期待している」と述べた。

日本ハムと同大は今後、インターンシップのほか、球団職員らによる同大での講座を開設するなどの取り組みを検討していく。

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