広島はまさかの逆転サヨナラ負けを喫し、引き分けを挟んでの連敗が6まで伸びた。
秋山翔吾外野手(35)が右ふくらはぎ負傷で11日の中日戦の途中から離脱し、12日に出場選手登録を抹消された苦境。中心打者を欠く状況で、9回までは中日柳に無安打無得点の快投を許した。
初回に先頭の小園海斗内野手(23)が敵失で二塁まで進み、そこから1死一、二塁の先制機をつくるも、4番の西川龍馬外野手(28)が二塁ゴロ併殺に倒れた。
7回も先頭の野間峻祥外野手(30)が四球を選ぶも、中軸が3人で打ち取られた。9回は2死から野間が再び四球を選び、代走の羽月隆太郎内野手(23)が二盗に成功。2死二塁としたが、上本が中飛に倒れた。
打線は意地を見せ、10回2死走者なし、堂林翔太内野手(31)が試合前時点で防御率0・00だった2番手マルティネスからチーム初安打となる先制の左中間ソロをたたき込んだ。
それでも10回裏に矢崎拓也投手(28)が石川昂に同点ソロ、宇佐見にサヨナラ弾を浴び、白星を手にできなかった。