自身3連敗中の巨人菅野智之投手(33)が抜群の相性を味方につけ、1カ月ぶりの3勝目をたぐり寄せる。

15日中日戦(バンテリンドーム)に先発予定。26試合連続安打と球団記録を更新している中日岡林を「やっぱり彼を出すか、出さないかっていうので展開が変わってくる。ランナーに出すと、足もあるし厄介」と警戒した。リードオフマンを封じ込めリズムに乗る。

名古屋では圧倒的な強さを発揮してきた。敵地バンテリンドームでは通算10勝2敗、防御率1・69。フェンスが高いことに加え「間を抜かれると、スリーベースだったり、ランナー一塁から1本でかえってこられる。外野の守備とかも見て、配球するのがやっぱり大事だと思う」と広い球場の勝ち方を熟知する。マウンドから状況を俯瞰(ふかん)し最適なボールを選択することで、“ドラキラー”ぶりを自然と発揮していく。

【関連記事】巨人ニュース一覧