中日の元オーナー、大島宏彦(おおしま・ひろひこ)氏が23日、呼吸不全のため名古屋市内の病院で死去した。89歳。名古屋市出身。葬儀・告別式は近親者で執り行った。喪主は長男で現中日ドラゴンズオーナー、中日新聞社長の宇一郎(ういちろう)氏(59)。

大島宏彦氏は95~00年には中日球団のオーナーを務め、ナゴヤドーム(現バンテリンドーム)への本拠地移転など星野仙一2次政権をバックアップした。他にも横綱審議委員なども歴任した。

◆立浪監督 最近はお会いする機会がなかった。お元気と聞いていたので驚きました。今年はチームも結果が出ず、良い野球を見せることができず残念な気持ちです。また強いドラゴンズを見せられるようにやっていきたい。心からご冥福をお祈りします。

◆吉川球団社長 お元気だとお聞きしていましたので突然の訃報に驚きました。3年前までドラゴンズの名誉オーナーも務めていただき、長い間球団のためにご尽力をいただきましたが、最近はいいご報告ができなかったことを大変申し訳なく思います。謹んでご冥福をお祈りいたします。

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