楽天岡島豪郎外野手が2度のチャンスをものにした。2-2の同点で迎えた9回無死満塁、ロッテの守護神益田の直球をはじき返して左中間を割った。「1点でもいい。何とか外野フライを打てればと思って、ゾーンを上げてフライを打てる確率が高い球を待ちました。ノーアウト満塁で楽な形で回してもらって、チームメートに感謝です」と笑った。

勝負強かった。1-1の7回にも、2死三塁から一時勝ち越しの左前打を放った。辰己のソロがあったものの、そこまでロッテ種市からは打線として2安打しか出ていなかった。「今日は2回とも得点圏で打てた。それはよかった」と少ない好機を生かした。

2位ロッテとの2連戦は1勝1敗で、依然3ゲーム差。3位ソフトバンクとは2・5ゲーム差だ。「自分の状態はまだまだ上げられる。できるとこまでいきたいですけどね、上の順位で」。14日は仙台に戻って首位オリックス戦。上位に全力でぶつかる。