DeNA宮崎敏郎内野手(34)が、プロ11年目でプロ初盗塁を決めた。

1点リードの4回1死から四球で出塁。次打者の伊藤光の4球目にスタートを切って、伊藤は空振りしたが、二塁に滑り込んだ。

後続が倒れ、得点には結びつかなかったが、34歳のベテランが足で勝利への執念を示した。

▼宮崎が4回に二盗。宮崎は通算1075試合目の出場で、これがプロ初盗塁。初盗塁までに試合数を要したのは70年に投手の皆川(南海)が記録した731試合目、野手では21年福田(中日)の690試合目があったが、これらを上回って最も遅い初盗塁となった。通算1000試合以上で盗塁がなかったのは、投手の岩瀬(中日=1002試合)と宮崎だけだった。

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