西武が若獅子の活躍で、今季最終戦を白星で飾った。

この日はスタメンに25歳以下の選手が6人並ぶオーダーとなった。2回に先頭の渡部健人内野手(24)と山村崇嘉内野手(21)の安打で1死一、三塁の好機をつくると、古賀悠斗捕手(24)の適時打などで2点を先制した。6回1死一塁では、前夜にプロ初安打と初本塁打を記録した山村が、ロッテ森の内角147キロ直球を右翼席中段まで運ぶ特大2ランでリードを広げた。

このほかにも、西川愛也外野手(24)が自身初となる1試合2本の二塁打、長谷川信哉外野手(21)にも二塁打が飛び出すなど、試合を通じて若手選手の活躍が目立った。

投げては先発の松本航投手(26)が7回を7安打4四死球と、毎回走者を出しながらもソロの1失点のみと粘投。毎回の10奪三振で6勝目を挙げた。8回は平井克典投手(31)がホールド、9回は豆田泰志投手(20)がプロ初セーブで試合を締めた。

西武は3試合を残しCSが完全消滅した9月30日ロッテ戦(ZOZOマリン)の翌10月1日、中村剛也内野手(40)や栗山巧外野手(40)ら7人の出場選手登録を抹消。長谷川や山村、高松渡内野手(24)ら若手中心に5人を出場選手登録していた。

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