ソフトバンクは10日、本拠地ペイペイドームで投手練習を行った。前日9日のオリックス戦でレギュラーシーズンの全日程が終了。一夜明けて斉藤和巳1軍投手コーチ(45)が投手陣の今季を総括した。

「全体的にはよく頑張ってくれたんじゃないかというのと、もっとできたんじゃないかなっていう部分は正直あります。それを引き出せなかったのはこっちの責任なので」

先発の規定投球回到達者はゼロだったが、リリーフ陣の防御率はパ・リーグトップの2・68だった。同コーチは「特に中継ぎは開幕からずっと頑張ってくれた。防御率を見てもらったら分かる通りね。すごく安定していた」と目を細めた。7回藤井、8回松本裕、9回オスナと勝利の方程式を固め、又吉、津森、嘉弥真、大津らも奮闘した。

14日からはクライマックスシリーズのファーストステージが始まる。相手と球場はこの日の楽天-ロッテの結果次第になる。「もうひと踏ん張り。それは選手だけじゃない。僕ら(首脳陣)も一緒。全て終わるまで頑張り続けてもわらないといけないですし、チームとしても目標はあるのでね」とハッパをかけた。

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