中日根尾昂投手(23)が“プロ初勝利”を挙げた。

先発で自己最長の8回を投げ、109球で4安打8奪三振1失点と好投。昨季途中に異例の投手転向から、1軍では27試合も1ホールドだけで、1、2軍を通じて初めて白星を飾った。

「直球が軸。そこを生かすための変化球、変化球を生かすための直球を考えたい」と話して13日に宮崎県入りし、この日の先発に備えた。

根尾“初勝利”をナゴヤ球場での秋季練習後に聞いた立浪監督は「実戦で課題もいい面もどんどん経験して欲しい。(去年に比べ)野手の球から少しずつ投手の球に変わってきた。来年は非常に期待してます」と話した。今季終盤に2試合先発し、防御率0・71と好投。投手3年目の来季へ飛躍の1歩を刻んだ。

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