専大は大正大に先勝した。ドラフト上位候補の西舘昂汰投手（4年＝筑陽学園）は、楽天、日本ハム、中日などNPB6球団のスカウトが視察する中、先発した。序盤はテンポ良く投げ込むも、「狙ったところにいかなくて苦しかった。本調子じゃなくて気持ちが入れていなかった」と3、4回に失点し4回4安打2失点で降板した。
野手陣は同点で迎えた7回。4安打5得点で流れをつかむと、9回にも3連打で3点を奪った。チームとしては今季最多得点を挙げて勝利した。4番の外山優希内野手（4年＝開星）は4回のソロを含む4安打3打点で貢献した。斉藤正直監督（63）は「外山は非常にいい活躍をしてくれた」とたたえた。
チームは最下位の可能性はなくなり、西舘は「チームが勝つとやっぱり楽しいです」と喜んだ。
