広島新井貴浩監督(46)が21日、マツダスタジアム球団事務所で松田元オーナーに今季終了の報告を行った。

下馬評が低かった中で、リーグ3連覇を果たした18年以来5年ぶりにAクラスに導く手腕を高く評価され、「感情豊かでクールな面もある。情熱を持った完成品。まだまだ可能性を持った完成品」とたたえられた。だが、新井監督は「昨日の今日なので正直まだ総括しきれていない。まだ全然悔しい」と、前夜のCS敗退を消化できていない様子だった。

30日の秋季練習から、2年目の来季に向けて始動する。テーマは若手の底上げ。松田オーナーにも「そこでしっかりと、みっちりと鍛えます」と宣言。選手には「練習を休んでいては上達しない。たくさん汗をかいてもらおうかな」と“鍛錬の秋”を予告した。

また、球団との契約交渉でマツダスタジアムを訪れた西川には指揮官自ら残留のラブコールを送った。FA権を取得した昨オフは、新井監督就任が権利を行使しない理由となったが、今オフは“フェーストゥフェース”で「自分の気持ちを彼に伝えました」。直接交渉が、来季へ向けた初仕事となった。

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