西武は31日、前西武の榎田大樹氏(37)と、元広島の青木智史氏(44)のコーチ就任を発表した。

榎田氏は来季からファーム投手コーチ兼リハビリ技術担当を務める。榎田氏は阪神と西武で計11年プレー。通算237試合で29勝を挙げ、60ホールドをマークした。就任にあたり「選手が自身の強み弱みを理解し、それを試合で生かせるようにサポートしていきたいです。野手にも投手それぞれの特徴を理解してもらい、一緒に試合を作りながら結果を出し、信頼される投手を育成していきたいです」とコメントした。背番号は85。

青木氏はファーム育成コーチ兼人財開発チーフに就任する。青木氏は広島で98年から2年間プレーした後に渡米し、オーストラリアでもプレーした。05年に帰国すると、社会人野球のセガサミーとBC新潟(コーチ兼任)で現役生活を送った。引退後は立正大でコーチを務めた。「技術指導はもちろんですが、選手自身のやりたいことの言語化と、それをプレーにつないでいけるようサポートしていきたいと思います。全員が目標を明確にもち、主体的な行動ができるよう耳を傾けていきたいと思います」とコメントした。背番号は97。

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