オリックスが阪神に競り勝ち、2勝1敗とした。今季球団初のデビュー7連勝を飾った東晃平投手(23)が敵地甲子園でも本領を発揮し、5回5安打1失点の好投。育成出身として球団初の日本シリーズ先発勝利を挙げた。チームは2連勝で白星を先行。1日の第4戦で2年連続の日本シリーズ制覇へ王手をかける。

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▼プロ6年目の東がシリーズ初登板初勝利。公式戦の東は通算14試合に登板して7勝0敗。公式戦無敗の投手がシリーズで白星を挙げるのは、新人の12年<6>戦高木京(巨人=公式戦2勝0敗)来日1年目の15年<2>戦バンデンハーク(ソフトバンク=同9勝0敗)に次ぎ3人目で、先発勝利はバンデンハークに次いで2人目。過去の2人はNPB在籍1年目で、2年以上在籍した公式戦無敗の投手が勝ったのは初めてだ。また、育成ドラフト出身投手の白星は22年<4>戦宇田川(オリックス)以来7人目。育成ドラフト出身でシリーズ初登板初勝利は11年<5>戦山田(ソフトバンク=先発)17年<2>戦石川(ソフトバンク=救援)に次いで3人目。

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