DeNA宮崎敏郎内野手(34)が6日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億円でサインした。21年オフに年俸総額12億円プラス出来高払いの6年契約を結び、来年が3年目となる。

今季は124試合に出場し、打率3割2分6厘、20本塁打、71打点。自身2度目となる首位打者のタイトルも獲得した。「個人としての目標は掲げていない中で、結果的に賞をいただけたというのはうれしく思います」と話した。

4年連続の3割超えをマークし、中軸で打線をけん引したが、チームは3位に終わってCSではファーストステージで敗退した。「中軸を打たせてもらって、この順位にいるのは責任を感じてますし、悔しいです。チームとしては上を目指して、頑張りたいです」と来季を見据えた。

9月25日の巨人戦(横浜)では、プロ11年目、1075試合目で初盗塁をマークし、プロ野球史上最も遅い記録となった。「またチャンスがあれば、チームとして、走塁の意識を高く持ってるので、頑張りたいと思います」と力を込めた。(金額は推定)

【関連記事】DeNAニュース一覧