23年度「三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞選手が10日、発表され、セ遊撃手部門で阪神木浪聖也内野手(29)が5年目で初受賞した。

球団を通じ「自分自身、まさか受賞できると思っていなかったのでビックリしていますが、選んでいただいて感謝しています。今年だけではなく、来年以降もまた取れるように精進していきたいと思っています。ご声援のほどよろしくお願いします」とコメントした。

阪神の遊撃手では15年鳥谷敬以来、8年ぶり11度目。藤田平、平田勝男、鳥谷敬に次いで球団4人目だ。阪神の二遊間同時受賞は11年平野恵一と鳥谷敬以来で、生え抜きに限れば前回日本一となった85年の岡田彰布、平田勝男以来。

木浪はプロ5年目でブレーク。開幕スタメンこそ小幡に譲ったものの、127試合に出場。失策は10で、守備率はリーグ遊撃手2位の9割8分2厘だった。

 

【セ遊撃手部門の投票数】

 

<1>木浪聖也(阪神)157票

<2>長岡秀樹(ヤクルト)88票

<3>坂本勇人(巨人)25票

<4>矢野雅哉(広島)9票

<5>龍空(中日)8票