WBCで侍ジャパンを世界一に導き、正力賞の特別賞を贈られた栗山英樹氏(62)は、愛弟子との同時受賞を率直に喜んだ。
「侍の選手たち全員、スタッフ含めて、みんなでもらった賞」と強調した上で、大谷と一緒であることに「ともに歩んだ人間としては、これ以上うれしいことはない。そのことに感謝している」と打ち明けた。
日本ハム監督として日本一に輝いた16年には正力賞の本賞を受賞した。同年、大谷も10勝&22本塁打と活躍。本賞や特別賞の候補には挙がったが、見送られた。あれから7年。栗山氏は「翔平のあの爆発が日本一につながって、今回(の世界一)も順調に成長して、日本の皆さんに感動をお届けできた」と目を細めた。師弟による二刀流の歩みは、球界最高峰の栄誉へと行き着いた。
この日は都内で「スーツ・オブ・ザ・イヤー」授賞式に出席。オーダーメードのジャケットを羽織った。「(代表の)選手たちに『野球の伝道師たれ』とお願いしたけど、その思いが(正力賞の)形になった」と背筋を伸ばした。【古川真弥】



