総移動距離6500キロ、12泊13日の大遠征“獅のロード”の最終日に、西武ファンがタフな民族大移動を繰り広げた。

林安可外野手(29)の2本塁打などで試合序盤から西武優勢な展開で、5回にさらに西川愛也外野手(27)の適時三塁打などで2点を加え、6-0とした。大遠征でも黒星が込んだだけに、応援席に集った西武ファンの喜びも爆発した。

さらなるチャンスで演奏が始まったのが「チャンステーマ2」、ファン内では“民族大移動”と呼ばれる応援歌だ。メロディーに合わせて2~3メートルほど右へ左へ。手も大きく振るから、体力消費もある。

大遠征の最中、7月3日のオリックス戦(ほっともっと神戸)では23往復したが、この日はさらに大移動が延伸する。林安可の空振り三振で一瞬途切れかけたが、私設応援団は「光輝く♪」のメロディーを止めることがない。その後さらなる追加点はなかったが、結局、合計43往復の民族大移動となった。

個人差はあるものの移動距離は平均210メートル程度とみられ、すいている空間ではその倍の距離をジョグしたファンも。西武ファンにはおなじみの西武鉄道・秋津駅とJR新秋津駅の乗り換え距離は約350メートルで、人によっては今回の民族大移動は同等の距離となったもようだ。【金子真仁】

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