DeNAから戦力外通告を受けた平田真吾投手(34)と田中健二朗投手(34)のベテランコンビが12球団合同トライアウトに臨んだ。

平田はシート打撃でオリックス中川拓、西武中山、阪神高山と対戦。中川をツーシームで空振り三振にとった。中山に中前打を許し、高山に四球を与え登板を終えた。平田は今季で10年目のシーズンを1軍登板なしで終え、10月3日に戦力外通告を受けた。だが同23日、24年秋以降にリーグ開始予定の中東・南アジアのベースボール・ユナイテッドのドラフト会議にて、カラチ・モナークスより5巡目で指名を受けていた。

田中健はオリックス園部、ロッテ西川僚、ソフトバンク早と対戦した。園部を右飛に打ち取るも、西川僚に真ん中に入った直球を左翼席に運ばれた。早を遊ゴロに打ち取って登板を終えた。代名詞の縦に大きく変化するカーブも見せた。16年目の今季は11試合に登板し、防御率4・09の成績。平田と同じく10月3日に戦力外通告を受けた。