22年ドラフト1位のDeNA松尾汐恩捕手が、今オフの自主トレで戸柱恭孝捕手に弟子入りすることが16日、分かった。

1軍出場はなかったが、2試合でベンチ入り。イースタン・リーグでは104試合で打率2割7分7厘、7本塁打、51打点と未来の飛躍を予感させた。2年目の来季に向け、オフの鍛錬は大きなウエートを占める中、松尾自ら先輩捕手の戸柱に同行を志願。快諾を受け、参加が決まった。

攻守で成長を求められる松尾にとって、貴重な時間となる。戸柱はプロ8年間で通算600試合に出場。捕球、送球などの技術はもちろん、配球、他球団の選手の情報など多くの話を吸収するチャンスになる。チーム内では兄貴的存在で、三浦監督も野球への真摯(しんし)な取り組みを評価。巨人大城卓も1年目から合同トレに参加しており、1軍で活躍する捕手とともにレベルアップを目指す。

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