阪神梅野隆太郎捕手(32)が21日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改し、現状維持の1億6000万円(金額は推定)でサインした。「変更なしで、契約させていただきました」と明かした。

今季は8月のヤクルト戦で死球を受け、左尺骨を骨折。チームが優勝争い真っただ中、無念の離脱となった。直近7年で最少の72試合の出場にとどまり、打率1割9分4厘。それでも日本シリーズではベンチ入りを果たすなど、懸命なリハビリの末、日本一の歓喜の輪に加わった。

「けがをして考える時間も増えた。それを生かして、また連覇という目標に向かって頑張っていきたい」とコメントした。