広島堂林翔太内野手(32)が27日、新たに選手会長に就任することが正式に決まった。この日、広島市内のホテルで行われた選手会納会で発表された。

 

今年まで2年会長を務めた大瀬良からクライマックスシリーズが始まる前に打診されていた。「正直不安だらけですし、自分のことで精いっぱいになるかもしれないですけど、選手会長になることで自分もまた成長できるのかなと思って、責任を持って、覚悟を持ってやらせてもらおうと思います」。今月に入り、大瀬良前会長と食事をともにし、快諾した。

 

新井監督には23日の「ファン感謝デー2023」で就任の報告を済ませた。07年に広島の選手会長を経験している指揮官からは「そんな堅苦しくなることはないから、いつも通りやってもらっていい。少しは周りに目を向けることがあると思うけど、そこは選手会長になって成長できることもあると思うから」と背中を押されたという。会長補佐に野間、副会長に中崎と栗林、書記に森下、会計に坂倉が着任する。

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