阪神坂本誠志郎捕手(30)が2日、母校の養父小学校(兵庫県養父市)150周年記念式典でオンライン講演会を行った。甲子園球場からリモートで参加し、児童や保護者、教員ら約150人を相手に、児童らからの質問に答える形だった。

小学生のころは「手のかかるやんちゃな子ども」だったという。給食はたくさん食べ、早く遊びたいからと食べるのも早かった。小1で養父カープに入り「休みの日も野球をしていた」と野球漬けの日々を送り、養父中から履正社、明大、阪神へと進んだ。

野球をする子どもたちには「とにかく楽しんで。たくさん食べて練習して、寝て、楽しんで野球をしてください」と語りかけた。

4年生女児からは「ホームランは何本打ったんですか?」という質問が飛んだが「今年は打ってません(2年連続0本。通算6本塁打)」。「全然ボールが飛ばないので。今いっぱい食べて体を大きくしているので、来年は打てるように頑張ります」と答えて笑顔を見せるなど、約1時間、母校の後輩たちとふれ合った。