ヤクルト小川淳司GMが8日、都内の球団事務所で現役ドラフト後に取材に応じた。

巨人から獲得した北村拓己内野手(28)について「右打ちの内野手として、どこでも守れる。ショートでもセカンドでも守れる。どちらかというと、中距離から大砲っていうところに期待が持てるんじゃないかな」とコメント。野手を獲得したことについては「もちろんピッチャーも補強しなきゃいけないポイント、大きなポイントになるんだけど、野手も手薄というところで。いろいろ、順番があるんでね。そこに関してはまた別なんだけど、手薄なところっていうポジションもあったんで、ま、そういうところになった」と明かした。

ヤクルトからは梅野雄吾投手(24)が中日へ移籍することになった。同GMは「彼の場合は、いろいろ故障がありながら、ここまでそれなりに、1軍で投げてきてくれたピッチャーなんでね。もちろん、移籍するっていう、こういう思いは、寂しさっていうか、そういうものはあると思うんだけどまた新しい、新天地ってなれば、新しい梅野も出るんじゃないかなっていう風には思う」とエールを送った。

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