オリックス平野佳寿投手(39)が大阪市内で契約交渉を行い、現状維持の2億2000万円で更改した。

平野佳はメジャーから復帰して3年目の今季も守護神として活躍し、3勝2敗29セーブ5ホールドの成績でリーグ3連覇を支えた。10月2日の日本ハム戦では日米通算250セーブを達成し、名球会入り。250セーブは高津臣吾、佐々木主浩、岩瀬仁紀に続き、日本選手4人目の快挙だった。今季を振り返り「3連覇できたのはすごいことだと思いますし、その一員になれて僕も良かったですし、少しは貢献できたかなと思うので。日本一は逃しましたけど、いいシーズンだったかなと思います」と総括した。

来季は2年契約の最終年になり「来年しっかり、1年1年頑張っていきたいと思います」と力を込めた。リーグ4連覇、日本一奪回を目指す中での個人目標として「毎年やっぱり試合数にこだわってますし、できればね、1番投げられてる岩瀬さんに少しでも近づけたら僕はうれしいんで。そこを目標に試合数っていうのにこだわって。しっかり成績を残していかないと使ってもらえないとこにも来てると思うんで。そういう自覚は持って、少しでも皆さんに近づけるように、そういう試合数を目標に頑張っていきたいと思ってます」と、中日の守護神だった岩瀬氏の1002試合を見据えた。自身はここまでNPBで685試合、MLBで150試合、通算835試合の登板数を残している。

またドジャースと超大型契約を結んだ大谷翔平投手(29)には「すごいですね。それぐらいの選手だと思うし。一緒に日本でも米国でもプレーできたのは光栄なことだし、頑張ってほしいですね」とエールを送った。(金額は推定)