「パワー」。ヤクルトの中継ぎ左腕・山本大貴投手が、還暦も見据えて「なかやまきんに君」の肉体を目指すことを誓った。昨季途中にロッテからトレード移籍した筋トレ好きは「かっこいいじゃないですか。体と心は自分次第でいつでも変えられると思っている。そこを意識して、60歳になっても体は20代くらいにしたろうかなと。その道中って感じです」と「ヤー」と言わんばかりの、笑顔でうなずいた。

追い込むのが野球にも合っていた? 昨オフは1カ月ボールに触らず、筋トレに費やした。今季は試合前にウエートトレーニング。負荷をかけた中で、キャリア最多の42試合に登板。昨季の5試合から“パンプアップ”し、550万円増の1500万円で更改。「ゴールドジムのポスターに貼られてる人になりたい」と始めた肉体改造。「野球を辞めたとしても筋トレは続けていきたい」と本家ばりの白い歯を見せつけた。

【一覧】プロ野球12球団の契約更改状況