西武は13日、国内FA権を行使していた平井克典投手(31)の残留が決定したと発表した。

プロ7年目の右腕は今季、リリーバーとしてチームトップの54試合に登板し4勝3敗28ホールド、防御率2・55。今季最終戦では通算100ホールドも達成した。

平井は球団を通じて「このたび、FA権を行使して埼玉西武ライオンズに残留することを決めました。球団には残留を決めるまで多くの時間をいただき感謝しています。今シーズンは悔しい思いをしたので、来シーズンは2019年以来のリーグ優勝、日本一目指して共に戦うファンと仲間とがんばりたいと思います」とコメントした。

◆平井克典(ひらい・かつのり)1991年(平3)12月20日生まれ、愛知県一宮市出身。飛龍-愛知産大-ホンダ鈴鹿を経て16年ドラフト5位で西武入団。17年5月27日楽天戦で初登板。18年からセットアッパーを任され、19年にシーズン81試合登板のパ・リーグ新記録を樹立し、チームの連覇に貢献。今季推定年俸8000万円。180センチ、86キロ。右投げ右打ち。