阪神湯浅京己投手が来季のマウンドで、極秘渡米の成果を見せる。

今月に米国で来季への準備を開始していた。「いろいろ話していて、みんなが行ってるところにはあんまり行きたくないので。日本の選手が行ってないところで(話を)聞いて、いい施設だなと思ったんで、興味が湧いて行こうかなと思いました」と海を渡り、投球フォームの動作解析などを行った。

今季は右前腕部の張りなどで、2度の負傷離脱。阪神にとっては38年ぶり日本一でゴールした最良の1年でも、湯浅には歯がゆいシーズンだった。同じ失敗を繰り返さないため、初の試みに着手。入手したデータをもとに、年明けに再渡米して自主トレを行う。「そうだろうなって思ったことが、数値化されることによっていろいろやりやすいことがあると思うんで、そういった面ではやることが明確にやれるかなと思います。体の使い方とか、根本的な力、ウエートのこととか全部の面でいろいろやりやすいです」と収穫を得た。優勝旅行を辞退し、自分で決めた計画をやり遂げ、その成果は完全復活で披露する。

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