西武は11日、ソフトバンクにFA移籍した山川穂高内野手(32)の人的補償として甲斐野央投手(27)を獲得したと発表した。

甲斐野は東洋大から、18年ドラフト1位でソフトバンクに入団。最速160キロを誇る右腕で、昨季はリリーフで46試合に登板。3勝1敗、防御率2・53、8ホールド、2セーブをマークしている。

西武渡辺久信GM(58)は「チームにとって、救援投手が大きな補強ポイントでした。真っすぐとフォークで打ち取ることができるライオンズにいないタイプの魅力的な投手です」とコメント。「熟考はしましたよ。いろいろ選手見ながら、球団内で話をして決めました。いい戦力だと思います」と話した。

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