ドラフト4位の成田晴風(はるせ)投手(17=弘前工)が15日、埼玉・所沢市内の球団施設で行われている新人合同自主トレで初めてブルペン入りした。

捕手を立たせ、7割ほどの力で直球のみ25球を投じた。「今はまだ全然、本調子という感じじゃない。しっかりこの環境に体を慣らしながら、キャッチボールとブルペンで体を動かしていきたい」と見据えた。

毎年冬場には雪国の地元青森で長靴を履き、雪の上を走り込んできた。高校時代は「7・5キロとか、10キロとか走りました」。この日、他の新人と行った5分間走ではトップを独走し、持久力も見せつけた。

高校では実家から通っていたため寮生活は初めて。「徐々に慣れてきました。特に慣れない点とかもなく大丈夫です」。最速150キロ右腕は「しっかり鍛えて、160キロまで(スピードを)上げられるようにしたい」と目標を描いている。

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