女房役を争ってシェアハウスで高め合いだ。ロッテ田村龍弘(29)と佐藤都志也(25)の捕手コンビが21日、千葉・鴨川市内で自主トレを公開。19日間、コテージを借りて共同生活を送っている。

田村は「この間(佐藤)都志也がハンバーグ作ってくれましたよ。日替わりで僕が作ったりも。夜のうちにカレー作って、朝食べて来たり」。早寝、早起き、練習、自炊。基本、禁酒。「外で毎日、ご飯食べてたらお酒飲みたくなる。きついトレーニングをしても飲んでゼロになるのが嫌で。2月もそういうローテーションだと思うんで」。早めのキャンプインのごとく、律している。

技術練習の時間も増えた。「打てる捕手」を掲げる佐藤は打球速度が速いが、野手正面のゴロも多く「打球角度を意識してます。3度上がればショート、セカンドの頭を越える」と長所の打力向上に励む。

先輩後輩であり、ライバル。昨季の出場試合数は佐藤が多いが、先発マスクは田村が多い。田村が「もちろんフル出場を目指してますけど、現実的に難しい。どちらかが守って、助け合ってカバーできれば」と言えば、佐藤も「追いつけ、追い越せ。切磋琢磨(せっさたくま)できて、優勝できたらもっといい」。助言し合い、吸収し合う日々は充実している。

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