阪神ドラフト1位の下村海翔投手(21=青学大)が、キャンプイン前に「卒論発表」を乗り越える。26日の練習後、鳴尾浜で卒業論文について「書き終わりました。時間がない中、自分なりに頑張ってやりました」と報告。29日からの新人合同自主トレ最終クール中に、母校での発表会に参加することを明かした。

「スポーツ漫画が社会に及ぼす影響」をテーマに執筆した。文字数は「1万字から2万字」でグラフも作成。資料に使用するためのアンケートをドラフト同期メンバーに送り、知人に回してもらうように手配。計画的に進行し「1月の9、10日ぐらいに出しました」と完成させた。

23日に背中の張りを訴えたが、25日の練習で無事に復帰。「どこか悪いところがあるけど隠して我慢してやるとかがないように」という岡田監督の訓示を守った優等生は、勉学も完璧だ。卒業に必要な単位も取得済み。発表会も万全の状態で臨み、沖縄に乗り込む。

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