巨人に加入したカイル・ケラー投手(30)が29日、川崎市内のジャイアンツ寮で入団会見を行った。
昨季は阪神で防御率1・71の成績を残した右腕。22年に来日し、通算61試合に登板し、防御率2・59。クローザー、セットアッパーで実績があり、ブルペン陣の強力なピースとして期待される。阪神時代は蓄えていたひげもさっぱり剃って、「とてもうれしい。日本に来る前から、阪神に来る前の時から、巨人軍のことは伝説的な選手、V9など数々のタイトルを知っていた。自分も新たなタイトルをとるために貢献できれば」と抱負を述べた。
本拠地東京ドームでの好相性も頼もしい。過去2年間で7試合に登板し、無失点に抑える。「東京ドームは大好き。声援も大きいし、いろんな数々の伝説が生まれた球場。巨人ファンを背に、好きな球場で投げられることが楽しみ」と語った。ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏のファンだった。「松井さんのことを好きになる中で、そこから巨人軍を知った。V9や輝かしい歴史は松井さんを入り口に知りました」と巨人愛を持ち合わせる。
昨季は対戦6試合で無得点に抑えられていた。天敵から強力な援軍にもなる。古巣との対戦に「非常に対戦できるのを楽しみに感じます。日本の野球をいろいろ知っている。相手にどういうふうに投げるべきかというのも分かっている。そういうことも使いながら楽しみにしたい。優勝するには阪神を倒さないといけない。そういう状況で投げられることを楽しみにしています」と気持ちを高めた。
吉村禎章編成本部長(60)は「1年間、けがをしないで、パフォーマンスをしっかり発揮してもらえれば。1試合でも多く勝ち試合に投げてもらえればありがたい。どんな場面でもジャイアンツが勝つために力になってくれるという風に思ってます」と勝ちパターンの一角としての活躍に期待を寄せた。



