楽天小郷裕哉外野手(27)が「20本塁打&20盗塁」を目標に掲げた。楽天モバイルパークの室内練習場で自主トレを公開。昨季はシーズン途中に右翼のレギュラーに定着し、今季はさらなる飛躍を遂げる。3番と規定打席到達にこだわりつつ「僕の目指してる選手像は、ホームランを打てて走れる選手。ホームラン20本と盗塁20個は、今年、必ず達成しようと思って(今オフは)トレーニングしていました」と力を込めた。

5年目の昨季は自己最多の120試合に出場し、打率2割6分2厘、10本塁打、49打点、13盗塁。初の2ケタ本塁打&2ケタ盗塁などキャリアハイの成績を残した。以前は「レギュラーになりたい」「1軍に帯同したい」と個人にフォーカスも、気持ちの面で変化があった。1度も2軍落ちせずにシーズンを戦い抜いたことで「自分がレベルアップできれば順位も上がる」と主力の自覚が芽生えてきた。

プロ入り前は、日本ハムや阪神などで活躍した糸井嘉男氏が打者としての理想像だったという。「身体能力が高くて、ホームランも打てますし、足も速いっていう。そういう外野手になりたいなと思って、ずっとやっていたのはあります」。打って走って、インパクトを残し、楽天の“超人”として打線をけん引する。

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