開幕投手候補の1人、広島九里亜蓮投手(32)が1日、ブルペン入りし、歩幅を狭めた新フォームで16球を投じた。

今オフ、ドライブラインでの動作解析から昨季まで6・5~7足足分だった歩幅を5・5足分に変更した。球の力強さや切れが増す効果を望む。「感覚自体はそんなに悪くないと思う。意識しなくても、その歩幅になるようにできればいいかなと思います。ブルペンだけじゃなくて、投げていきながらやろうと思います」。今後も2日に1度のペースでブルペン入りしながら、新フォームを体に染みこませる。

ほかの開幕投手候補の床田や森下がブルペン入りしない中、一番乗りでのブルペン入りとなった。見守った新井監督は「“鉄人アレン”だから。初日からブルペンに入って、こっちもおっと思いました。今年に対する彼の意気込みじゃないかなと思いました」と、その姿勢を評価した。

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